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こってり鶏骨スープ

“もったいない”が生んだ、特製のスープ

中村農場では、「作ったものすべてを無駄にしない」ということを生産のテーマに掲げています。畜産や農業を行うということは、命をいただくことにつながります。私たちは、食べるために鶏や野菜を育てていますが、大切に育て上げた食材を一片でも無駄にしてしまうことは、その生命に対して失礼なことだと考えています。

その中で、食肉を扱っていると出てくるのが鶏の小骨。商品としてご提供できない鶏の骨や皮などが出てしまい、それらはそのままでは廃棄につながってしまいます。そこで私たちが編み出した答えが、このスープです。

特長は、その”濃厚さ”

食肉を作る過程で出た鶏の小骨を煮詰め、濃厚なスープを作りました。鶏の小骨だけを使ってつくる鶏骨スープです。このスープの特長は、なんといっても濃厚さ。冷凍商品としてご提供していますが、自然解凍するとプルプルと自立するほどの旨味とコラーゲンが詰まっています。

このスープは、約500羽の鶏のモモの骨が使用されており、2日かけてじっくりと煮出しています。この約500羽の鶏骨から作ることのできるスープは、寸胴鍋のたったの1/5程度。通常こういったスープは「いかに少ない量でたくさん作るか」を考え作られるのですが、中村農場の場合は「いかにたくさんの材料を一回に使用できるか」を考えて作っています。

スープにも、お料理の隠し味にも

このこってり鶏骨スープは、スープとしてお皿に盛り付けていただいてもよいですし、料理の隠し味として使うこともできます。水炊きやラーメンなどのだしとしても、餃子などに入れて味の深みを増すための隠し味としても使える万能スープです。

すべての食材を無駄にせず、お客様の食卓に届ける―。その想いからうまれた、とっておきのスープです。